「推しの解散で婚活どころじゃない!?」

「推しのアイドルが解散してしまって、何もする気になれない……。」
「ずっと応援してきたから、ショックが大きすぎる。」
「婚活中だけど、今は男性より推しのことしか考えられない。」
そんな気持ちになっている方はいませんか?
長年応援してきたアイドルやグループが解散したり、推しが卒業したりすると、想像以上に心にぽっかり穴が開いてしまうことがあります。
特に、仕事や婚活、人間関係などで疲れているときに「推し」が心の支えになっていた場合、その存在を失うショックは決して小さくありません。
「こんなことで落ち込むなんて、自分はおかしいのかな。」
「もう婚活なんてどうでもいい。」
「恋愛より推しを選びたい。」
そう思ってしまうこともあるでしょう。
でも、婚活カウンセラーとしてお伝えしたいのは、推しの解散でショックを受けること自体は、婚活に悪いことではありません。
むしろ、推し活を上手に楽しみながら婚活を続けられる女性は、恋愛や結婚においても魅力的な方が多いです。
この記事を読むと、次のことが分かります。
・推しの解散で婚活への気持ちがなくなるのはおかしくない理由。
・推し活と婚活を両立するための考え方。
・男性から見た「推し活している女性」の印象。
・推し活が婚活でマイナスになってしまうケース。
・推し活を隠すべきなのか、男性に伝えるべきなのか。
・推しを大切にしながら結婚相手を見つける方法。
・婚活への気持ちが落ちてしまったときに、明日からできること。
IBJ AWARD受賞カウンセラーが、婚活現場で感じるリアルなポイントをお伝えします!
まず、推しの解散で落ち込んでも大丈夫です
「推しの解散で何も手につかないなんて、婚活している場合じゃないですよね……。」
以前、こんなご相談を受けたことがあります。
その女性は30代前半で、結婚願望があり、将来的には子どもも欲しいと考えていました。
仕事をしながら結婚相談所で活動し、何人かの男性とお見合いをしていたのですが、あるとき長年応援していたアイドルグループの解散が発表されました。
彼女にとって、そのグループは単なる「好きな芸能人」ではありませんでした。
仕事でつらいことがあったときも、恋愛がうまくいかなかったときも、ライブや動画を見ることで気持ちを切り替えることができていました。
だからこそ、解散の発表を見た瞬間に、
「これから何を楽しみに生きていけばいいんだろう。」
と思ってしまったそうです。
婚活の予定が入っていても気持ちが乗りません。
男性からメッセージが来ても返信する気になれません。
プロフィールを見ても、誰を見てもピンときません。
「今の私に結婚なんて無理ですよね。」
とまで話していました。
でも、私は「だから婚活をやめましょう」とは言いませんでした。
なぜなら、今のショックと結婚したくない気持ちは、必ずしも同じものではないからです。
大切なものを失った直後は、心がそのことでいっぱいになってしまいます。
それは自然なことです。
まずは「私は婚活に向いていない」と決めつけないことが大切です。
推し活と婚活は、そもそも別物です
推しがいる女性から、
「こんなに推しが好きなのに、結婚できるんでしょうか?」
と聞かれることがあります。
私は、基本的には心配しなくていいと思っています。
なぜなら、推しへの「好き」と、結婚相手への「好き」は、同じ種類の感情ではないからです。
推しに対して、
「かっこいい。」
「歌が好き。」
「ステージに立っている姿が好き。」
「ずっと応援したい。」
と思うことと、
「一緒に生活したい。」
「困ったときに支え合いたい。」
「子どもを一緒に育てたい。」
「くだらないことで笑い合いたい。」
と思うことは、まったく違います。
推しはあなたに夢や楽しさを与えてくれる存在です。
一方で、結婚相手は人生を一緒に歩んでいく存在です。
だから、推しがいるから結婚できないという単純な話ではありません。
むしろ、好きなものがある女性は、自分の人生を楽しむ力を持っているとも言えます。
男性は「推し活女子」をどう見ている?
ここは気になるところですよね。
「男性から見たら、アイドルに夢中な女性って引かれませんか?」
実際には、必ずしもそうではありません。
むしろ、
「趣味があって楽しそう。」
「好きなものがあるって素敵。」
「休日を一人でも楽しめるのはいいな。」
と好意的に受け取る男性もたくさんいます。
ただし、ポイントがあります。
それは、推し活が生活のすべてになっていないことです。
例えば、
「毎月ライブがあるので、そのために生活費を削っています。」
「休日は全部推し活なので男性と会う時間はありません。」
「推し以外の男性には興味がありません。」
という状態になると、結婚生活との両立をイメージしにくくなります。
男性が気にしているのは、「アイドルが好きかどうか」だけではありません。
「結婚したら、二人の生活も大切にしてくれるのかな?」
という部分です。
ここを意識するだけで、印象は大きく変わります。
推し活は「隠す」より「伝え方」が大切
婚活中に、
「推しがいることは男性に言わないほうがいいですか?」
と聞かれることもあります。
私は、無理に隠す必要はないと思っています。
なぜなら、結婚した後に趣味を隠し続けるほうが苦しくなるからです。
ただし、初対面から推しの話だけを延々とする必要もありません。
例えば、
「実は最近、好きなアイドルがいて、ライブに行くのがちょっとした楽しみなんです。」
くらいの伝え方で十分です。
男性が興味を持ってくれたら、
「○○なところが好きで、仕事が大変なときに見ると元気をもらえるんです。」
と話せば、自分の人柄も伝わります。
ここで大切なのは、「推しの魅力を理解してもらうこと」ではありません。
自分が何を大切にしている人なのかを知ってもらうことです。
むしろ「推し活」を会話のきっかけにする方法
推し活は、婚活において悪いことばかりではありません。
むしろ会話のきっかけになります。
例えば、
「休日は何をして過ごしていますか?」
と聞かれたとき、
「最近はライブに行ったり、動画を見たりしています。」
と答えれば、そこから話を広げられます。
「どんなところが好きなんですか?」
「ライブって結構行くんですか?」
「遠征したりもするんですか?」
など、自然に会話が生まれます。
さらに、
「私、好きなものがあると結構ハマるタイプなんです。」
と伝えることで、情熱を持てる人、楽しむことができる人という印象にもつながります。
もちろん、相手がアイドルに興味を持っている必要はありません。
「私は○○が好きだけど、〇〇さんは何か好きなものありますか?」
と相手の話に戻してあげればいいのです。
婚活では、自分の好きなものを話すことより、相手の好きなものにも興味を持つことのほうが大切です。
注意したいのは「推しと男性を比較すること」
これはかなり重要です。
推しは、基本的にあなたが「好きな部分」を見ることができます。
ステージでは最高にかっこいい姿を見せてくれます。
嫌な部分を見せられることもありません。
一方、結婚相手は現実の人間です。
寝起きもあります。
機嫌が悪い日もあります。
仕事で疲れている日もあります。
意見が合わないこともあります。
だからこそ、
「推しみたいな男性じゃないと無理。」
「推しならこんなこと言わない。」
「推しのほうがかっこいい。」
という比較を始めてしまうと、婚活が一気に難しくなります。
なぜなら、現実の男性と、理想化された推しを比較することになってしまうからです。
結婚相手に求めるべきなのは、「推しと同じくらいドキドキする人」ではありません。
「一緒にいて安心できる人。」
「嫌なことがあったときに話し合える人。」
「自分を大切にしてくれる人。」
「人生の方向性が近い人。」
こうした部分を見ていくことが大切です。
実際に、推し活をしていた女性が成婚したケース
冒頭でお話しした女性も、最初はかなり悩んでいました。
「今は推しの解散で気持ちがいっぱいだから、男性に会っても楽しめないと思います。」
「こんな状態で婚活しても、相手に失礼ですよね。」
と話していました。
そこで、いきなり婚活を頑張るのではなく、まずは活動のペースを少し落としました。
お見合いを詰め込みすぎず、推しとの思い出を整理する時間も作りました。
そして一つだけ意識してもらったことがあります。
それは、
「推しを忘れて婚活する」のではなく、「推しを大切にしながら、自分の人生も進める」ことです。
この考え方に変えてから、彼女の表情が少しずつ変わっていきました。
ある男性とのお見合いで、
「私、実はアイドルが好きなんです。」
と話したところ、
「僕はアイドルは詳しくないんですけど、好きなものがあるっていいですね。」
と言ってもらえたそうです。
さらに、
「〇〇さんは何か好きなものありますか?」
と聞いたことで、男性が好きな趣味の話にもつながりました。
それまで彼女は、
「男性に推し活を理解してもらわなきゃ。」
と思っていました。
でも実際には、理解してもらうことよりも、お互いの好きなものを尊重できることのほうが大切だったのです。
その男性とは交際に進み、デートを重ねるうちに、
「この人といると無理しなくていい。」
と感じるようになりました。
そして最終的には成婚されました。
彼女が成婚後に話してくれた、
「推しがいる私でも、ちゃんと結婚できたんですね。」
という言葉が、今でも印象に残っています。
婚活中に推しが解散したら、どうすればいい?
もし今まさに推しの解散で落ち込んでいるなら、無理に元気になる必要はありません。
まずは、
「私は今、ショックを受けているんだな。」
と認めてあげてください。
長く応援してきたのであれば、それだけ大切な存在だったということです。
「たかがアイドル。」
なんて思う必要はありません。
あなたがこれまで頑張ってきた時間や、楽しかった思い出まで否定する必要もありません。
ただし、婚活を完全に投げ出す前に、一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
「私は本当に結婚したくないのか。それとも、今は悲しくて何も考えられないだけなのか。」
この二つはまったく違います。
ここを分けて考えてみましょう。
「今は婚活したくない」と思ったときの対処法
どうしても気持ちが乗らないときは、婚活のすべてを頑張らなくても大丈夫です。
お見合いの予定を調整する。
プロフィールを見る時間を減らす。
カウンセラーに今の気持ちを相談する。
少しだけ活動ペースを落とす。
こうした方法もあります。
大切なのは、感情が大きく揺れているときに、
「もう一生結婚しなくていい!」
と人生の大きな決断をしないことです。
なぜなら、今感じている悲しみは、時間とともに変化する可能性があるからです。
推しとの思い出を大切にしながら、少しずつ日常を取り戻していけばいいのです。
明日からできることリスト
ここからは、推し活と婚活を両立したい方に向けて、明日からできることをまとめます。
①「推しが好きな自分」を否定しない
まずは、
「私は推しが好き。」
という自分を認めてあげましょう。
なぜなら、自分の好きなものを否定し続けると、婚活そのものが苦しくなってしまうからです。
推し活はあなたの人生の一部です。
結婚するために、あなたらしさまで捨てる必要はありません。
② 推し活に使う時間とお金を決める
推し活を楽しむこと自体は問題ありません。
ただし、生活を圧迫しない範囲で楽しむことが大切です。
「月にいくらまで。」
「遠征は何回まで。」
「婚活の予定を優先する日も作る。」
など、自分なりのルールを決めてみましょう。
なぜなら、結婚生活ではお金や時間を二人で使う場面が増えるからです。
今のうちからバランス感覚を持っておくと、結婚後にも役立ちます。
③ 男性に推しの話をするときは「相手にも質問する」
自分の推しの話だけで終わらせないようにしましょう。
「私は○○が好きなんですが、〇〇さんは何か好きなものありますか?」
と聞いてみてください。
なぜなら、婚活は「自分を知ってもらう場」であると同時に「相手を知る場」でもあるからです。
④「推しと比較しない」と決める
男性を見ながら、
「推しのほうがかっこいい。」
「推しのほうが優しい。」
と思ってしまうことがあっても、それを結婚相手選びの基準にしないことです。
なぜなら、推しと現実の結婚相手では、そもそも役割が違うからです。
ドキドキよりも、
「安心できる。」
「話し合える。」
「尊重してくれる。」
という感覚を大切にしてみてください。
⑤ 婚活で疲れたら、推し活を「回復時間」にする
推し活を婚活の敵にしないことも大切です。
お見合いで疲れた日。
交際終了で落ち込んだ日。
そんな日は好きな動画を見たり、音楽を聴いたり、ライブ映像を見たりして気持ちを整えてもいいのです。
なぜなら、婚活は短距離走ではなく、自分の人生を考えながら進む活動だからです。
心が元気な状態で男性と向き合うほうが、良い出会いにつながりやすくなります。
推しがいる女性ほど「自分の幸せ」を考えてほしい
婚活では、
「結婚したら推し活をやめなきゃいけない。」
と思っている女性もいます。
でも、必ずしもそうではありません。
大切なのは、推し活か結婚かの二択にしないことです。
「推しも大切。」
「仕事も大切。」
「友達も大切。」
「そして、これから出会うパートナーも大切。」
そんな人生を目指してもいいのです。
むしろ、結婚したからといって自分の好きなものをすべて手放してしまう必要はありません。
お互いの趣味を尊重しながら、それぞれの時間も楽しむ。
そして、一緒に楽しめることは二人で楽しむ。
そんな関係を作れる相手を探していけばいいのです。
カウンセラーとして一番伝えたいこと
推しが解散して、今は本当に悲しい。
婚活なんてどうでもいいと思ってしまう。
男性に会っても気持ちが動かない。
そんな自分を責めている方がいたら、どうか焦らないでください。
あなたが大切にしてきたものを、大切にすることは悪いことではありません。
そして、推しを失った悲しみと、あなたの人生の幸せは別の話です。
今は心にぽっかり穴が開いていても、時間が経てば、その場所に新しい楽しみが生まれることがあります。
新しい趣味かもしれません。
新しい友人かもしれません。
そして、もしかしたら、一緒に人生を歩みたいと思える男性との出会いかもしれません。
婚活では、「結婚するために何かを捨てなければいけない」と考える必要はありません。
あなたの好きなものも、これまで大切にしてきた時間も、あなたらしさも、そのままでいいのです。
そのうえで、
「この人と一緒にいる人生も、なんだか楽しそう。」
と思える人を探していきましょう。
推しがくれた幸せと、未来のパートナーからもらう幸せは、競争するものではありません。
どちらも、あなたの人生を豊かにしてくれるものです。
そして私は、婚活を通して「結婚すること」だけではなく、結婚した後も自分らしく笑っていられる人生を一緒に考えられるカウンセラーでありたいと思っています。
今は婚活どころじゃないと思っている方も、焦らなくて大丈夫です。
まずは好きなものを好きなだけ大切にしてください。
そして少し元気が戻ってきたら、あなたの未来についても、もう一度ゆっくり考えてみましょう。
「推しが好きな私だから結婚できない。」
ではありません。
推しが好きなあなたも含めて、大切にしてくれる人を見つければいいのです。
